2010年1月11日

川喜田半泥子と成人の日

今年始めての曇り空。陽が射さない分寒さが厳しい。
朝のうち、銀座松屋で開催中の「川喜田半泥子のすべて展」をtamiと揃って観に行く。
1878年三重県津市の素封家に生まれ、百五銀行頭取などを歴任したあと50歳になってから自宅のあった千歳山に窯を築き作陶に没頭したという。1963年に84歳でなくなるまで、そのゆとりのあるある心から生まれる作品の数々は、せちがらい現代社会に生きる我々に、自由奔放な陶芸や書画のあるべき姿を教えてくれる。





300ページ近くある川喜田半泥子の作品画集は2,300円。読応えと見応えのある一冊だ。


松屋隣りのLOUIS VUITTON前でスナップ。



丁度昼どきになったので、マロニエゲート裏にある銀座ベルビアビル地下1階の「銀座六景」に行く。この店に降りる階段の壁面に描かれている銀座の柳とツバメの絵画は、hideの京都美大工芸デザイン科の同窓生である木村英輝氏の3年くらい前の作品だ。







ランチはtamiが和定食、hideは天ぷらうどん定食。どちらも900円で味は☆☆。


hideは渋谷に戻って午後から仕事。三連休最後の渋谷の街は、歩行者天国の道玄坂と本店通りをHEAVEN Artist in SHIBUYAの大道芸演者たちが、観客を集めてなかなか面白い。



商店会の面々で公開餅つき、ひとつ100円で売り出し。飛び入りの外人観光客がへっぴり腰で杵をつく。



建設現場服とヘルメットに身を包んだ「HIBI*Chazz-K(ヒビチャズケ)」という名の5人のブラスジャズグループ。なかなかいいジャズを聞かせてくれた。



成人の日だが、今年は振り袖姿の女性が非常に少ない。銀座も渋谷も気にして歩いたが、今日一日でようやく10人くらいしか見かけなかった。少子化の影響で成人が少ないからなのか、不景気風の影響なのか?







今夜のタジン鍋は、アンコウのきもと菜の花とチーズの極上鍋。今朝つきたての餅もとろりとなって、濃縮されたあんきもが本当に旨い!(hide)

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