富士山は山の家から帰宅途中に中央道から見たり、新幹線から見たりとゆっくりと見たことがありません。
今回初めてそれもゆっくりと真正面から見る機会に。
到着時は富士山にもくもくと雲がかかり頂上が隠れていました。
雲の動きを見ているのも楽しいひと時です。
そういえば秀雄さんがいつも山の家に行くと、「山の天気は午後になると雲が出るので
午前中まで山歩きをすると良い」と言っていたのを思い出しました。
明日は綺麗に富士山が見えるでしょうと、私たちはマンション内のお風呂場に。
ゆっくりと湯船に体を沈めると冷え切った体が温まります。
風呂場のカラス窓の外を見ると白いものが降っています。
目を凝らすとなんと雪! 雪です!!!
「東京よりも寒いわね」と話していたのでまさかの雪にびっくりです。
さて翌朝6時ごろに目が覚め、カーテンを開ければなんとうっすらと雪景色!
春の雪が木々にかかり清々しい景色です。
朝食を食べながら富士山を見て・・・なんて素敵なひととき。
秀雄さんも一緒だと、どんな言葉が出てきたかしら・・・。
きっと言葉はなくてカメラのシャッター音だけが響いていたことだと思います。
お昼前に河口湖までお散歩に。
観光客も少なく静かな湖畔には小舟に釣り糸を垂らした人。
湖面は陽の光がキラキラと。のんびりと時間が過ぎていきます。
今でも雄大で美しい富士山が目を閉じれば見えてきます。
楽しいひと時。またご一緒させてくださいませ。