早朝の食事はホテルの11階のレストランから。窓からは青森湾が見えます。
大きなつり橋は 「青森ベイブリッジ」夜にはライトアップされるそうです。
さて今日最初に訪れるのは棟方志功記念館です。校倉造りと日本庭園の落ち着いた佇まい。
この記念館には版画のほか倭画や油絵なども展示されています。
情熱的な作品に対する気迫とスピード感を特に感じます。
昼食後は十和田市現代美術館へ。
もうワクワクします。初めて見る「スタンディング・ウーマン」
ロン・ミュエク 1958年 オーストラリア生まれ
4mの大きさに圧倒されますし、皮膚の艶、しわ、たるみ、しみ、そして髪の毛などリアルすぎてこれが彫刻なの。まるで生きているおばさんじゃないの!!
と叫びたくなるほどです。
ギロリと睨まれていると錯覚する目元。そして洋服のシワや胸やお尻の肉感までも!!
そして大きな靴に(60cm以上のありそう)どっしりした足。
ドイツやソ連にこんなおばさんいたような・・・・。
世界的な有名なアーティストの作品が見ることに嬉しくなります。
そして 「建物ーブエノスアイレス」
レアンドロ・エルリッヒ 1973年 アルゼンチン生まれ
床に置かれたヨーロッパ風の外観に見学者が立ち入ってポーズを取ると、斜めに立ち上がった鏡面に姿が映し出されます。
そうそう金沢20世紀美術館のスイミングプールの 作者もレアンドロ・エルリッヒ
です。騙し絵的な感覚でとても楽しめました。
光の橋 アナ・ラウラ・アラエズ 1964年 スペイン生まれ
幾何学的な橋に踏み込むと柔らかな青い光と音楽が流れてきます。
鏡は使われていないけれど、大きな万華鏡に中に入っような空間です。
美術館の周りにもフラワー・ホース(チェ・ジョンファ) 草間彌生 巨大化したアリのロボット(橘 昇) 奈良美智など
じっくり見て過ごす幸せ時間です。
ここを最後に美術館巡りは終了です。夕方の新幹線で帰宅です。
素晴らしい時間を秀雄さんはじめ家族に感謝しております。