2009年11月14日

キッチン塾一日特訓

霧雨の降る土曜日、今日は一日キッチン塾の特訓を開催。
朝9時半のパルコ前は、人通りもまばらだ。



今日の会場は、渋谷パルコ前の勤労福祉会館。2ヶ月前に早朝から利用申込に並んだ場所だ。この会場のメリットは渋谷駅から近い交通の便が良いこと、一日借り切っても会場費が安いことだ。



風邪を引いた人や、仕事が抜けられない人もいて、今日の参加者は11名。12月6日のKS資格試験日までひと月を切って、受講生の皆さんも熱が入る。(hide)

2009年11月13日

インテリアフェスティバルのHOTNETキッチン

オバマ大統領の来日に合わせてここ一週間以上、駅構内やセンター街は警官の姿が目立つ毎日だった。これでキャッチセールスや変な外人たちが跋扈するのを防げるならばもっと続けてもらいたいと思うが、黒人系には滅法弱いのが日本の警察官なのを実感する。体力の違いは致し方ないが、センター街や夜の六本木は、もう少し何とかならないものだろうか。
午後3時、やはり警官の目立つ国際展示場駅到着。木枯らしと呼んでいいような浜風が吹き付け寒さが身にしみる。



以前も取り上げたが、このヤマモモ風の樹は何だろう?緑色だった実が暗緑色になり、かなり落果しはじめている。手に取ってみても何の実か分からない。少なくともヤマモモとは違うし、オリーブでもない。



3時を過ぎたというのに、結構人が集まっている。



聞くと、3日間の会期中最終日の今日が一番来場者が多かったようだ。
インテリアフェスティバル会場で開かれた最後のセミナーが、我々「NPO HOTNETキッチンを考える会」のおこなった高齢者施設におけるHOTNETキッチン「HEXAGON」のテストラン報告。
メンバーのIDさんがプレゼンテータになって、我々の活動報告と実際に体験したテストランの報告をおこなった。自画自賛というわけではないが、報告内容はかなり良かったと思う。最終日の最終回の講演というのはちょっと残念だった。



帰りは新橋の焼き鳥屋「野焼」で反省会と慰労会を開く。旨い焼き鳥やホルモン焼きで今夜も酒がすすんだ。講演会準備に頑張ってくれた皆さん、講演担当してくれたIDさん、講演会に参加いただいた皆さん、ありがとうございました!(hide)



2009年11月12日

深まる秋色とキッチン塾

朝のうちは、まだ暖かかったのですが、
昼前から風が強くなって、
かなり気温も下がってきました。
庭の「つりしのぶ」も、
ずいぶん秋色に染まりはじめました。



垣根のヒイラギも大分色づいてきました。
小鳥たちが待ちに待った
完熟のごちそうになるまで
もう少し待ってくださいね。



色づきはじめた実は、
本当に美味しそうですね♪



こちらは、料理に欠かせないゆずの実。
鍋料理にも欠かせませんね。
今年も鍋料理が多く
早くも残り少なくなってきました。(tami)



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午後6時からキッチン塾開講。今日で6回目の講義となり、14日の一日特訓と26日の講義の2回を残すだけとなった。
12月6日の試験までひと月を切ったこともあって、受講態度にも熱がこもってくる。



過去問題を所定時間で描き上げる訓練を重ね、皆さんの実力も相当アップしてきた。作例を前にはり出して、個々にプレゼンをやってもらう。こういった訓練も大切なレッスンのひとつだ。
9時過ぎまで熱心に講義を進め、教わるほうも教えるほうもクタクタになるまで頑張った。
受講生の皆様、お疲れさまでした。(hide)

2009年11月11日

インテリアフェスティバルのセミナー

昨日の夜から降り始めた雨が、今日も一日降り続いた。今日から3日間東京ビッグサイトでインテリアフェスティバル2009が、インテリア産業協会の主催で開催された。



INTERIOR FESTIVAL2009、IPEC2009、JAPANTEX2009と西館で同時開催のインテリア関連見本市も景気の低迷を受けて参加企業が減り、目玉のイベントをおこなってきた吹き抜けホールには、風船の人形が並ぶ。コレも一案だと思うが、ちょっと淋しい。



1時15分から1時間の持ち時間で、「キッチントレンドと最新ガスレンジ動向」と題した講演を担当させていただいた。写真は私の前に話された岩倉榮利氏の講演風景。
最近彼とあう機会が多い。
聴衆は約50名ほどで、皆さん熱心に聞いていただいた。お越しいただいた皆様ありがとうございました。
hideの次の講演予定は、新宿リビングデザインセンターOZONEで12月6日に「第二の人生を楽しむキッチン」〜高齢化に備えた住まいづくりを水まわりから発想する方法〜と題してお話しします。(hide)

2009年11月10日

シャコバの蕾とグジのあんかけ

ベランダのシャコバサボテンの蕾が大分膨らみはじめた。
今年は暖かいせいか、少し早い気がする。



例年なら、年末から年越しで咲いてくれるのだが……。(hide)



久しぶりに、葱や平吉という江戸時代みたいな名前のうどん屋でランチ。



つくりは、映画のセットみたいに古めかしい。今にも次郎長一家や十手モンが飛び出してきそうな店構えだ。



店内には、ちょっと気取った焼酎の一升瓶がずらりと並ぶ。



目の前にこれだけ酒が並んでいても、昼飯どきから飲みたいと思わないのはアル中でない証拠といえる。試練棚と命名しよう!



ここの味噌煮込みうどんは、名古屋の味噌煮込みを一番と信じているhideにとっては、味がイマイチなのが残念だ。
というわけで、今日はグジ(甘鯛)の唐揚げあんかけの定食980円。グジ特有の頭の形もユニークだが、程よく揚がったグジは頭の固いところと硬い骨以外は全部食べられる。甘酢のあんかけもなかなか旨く、付け合わせのカブ煮もいい組合わせだ。この店の料理で初めて☆☆☆☆。

2009年11月9日

深紅のポインセチアとサフランの芽

日中はまだまだ、
暖かい日ですが、
朝晩が肌寒くなってきました。

花屋さんにポインセチアが並ぶ季節になりました。



深紅の葉が早々と
部屋の中を
クリスマスモードに仕立ててくれます。



ひと月くらい前から
暗いカバーをかけて育てていた
サフランの球根から
白い芽が沢山伸びはじめています。
そろそろ、外に出しても良いのかしら?
うまく花が咲いてくれるのを願って……(tami)

2009年11月8日

休日の上野公園ときりたんぽ

久しぶりの休日。
上野の森美術館で開催中の「ポタラ宮と天空の至宝〜聖地・チベット展」を観に行った。上野の森美術館へ行くのは初めてで、ここにあることさえ知らなかった、こじんまりと上野の森に溶け込むような美術館だ。チベット展もあまり期待していなかったが、その内容の素晴らしさには感動させられた。美術館の向かいでは、いくつかの団体がこの美術展の作品はチベットと言う独立国から中国が奪ったものばかりだというパネルを路上に置いて、沈黙の抗議活動を行っていた。
難しい政治情勢の中で開かれたこの展覧会が、あまり宣伝されないのもそこに理由があるかもしれないが、日本人にとって遥か遠い国の特級の美術品をこうやって間近に見れることは、素直に喜んでいいと思う。







少し歩くと西郷さんに出会う。ここに来たのは何十年ぶりだろうか。
記念の観光写真をスナップで撮り合う。





上野公園の広場では「佐賀の物産と全国大陶器市」が開かれていた。陶器市はあまり面白いものはなかったが、ちょっと気になったのがこの海藻。



ところてん草一袋1260円で、1時間ほど煮てから漉して、バットに流し入れて冷ますだけででき上がったトコロテンは、そこらあたりで売られているものとは味も栄養も全く違うと口上を聞く。思わず買いそうになったがtamiに袖を引っ張られて中止。心残りだ……。



もう一カ所立ち止まったのが、秋田杉の加工品の売り場。おじさんが一本一本丁寧に菜箸を作っているのに思わず足を止めて、のぞきこむ。



はじめはhideがいろいろ質問していたが、そのうちtamiも身を乗り出して、大阪風値切り交渉をはじめる。30分近くかかって菜箸やキリタンポ用の角棒を仕上げてもらい、杉のしゃもじも加えて、ようやく価格交渉を終えて納得顔。大阪人は強い!



帰りはアメ横を楽しむ。社長!!とかお兄さん!!とか声をかけられながら、10切れも入ったキングサーモンが一皿1000円!というのに思わず手が出る。
今夜は、これからサーモンづくしの夕食とキリタンポとの不思議な組合わせとなる予定。





夕食はキングサーモンのクリームシチューとサーモンフレーク、そしてきりたんぽ!



キングサーモンと塩と砂糖でつくる我が家のサーモンフレークは、有名な新潟の某鮭茶づけよりも格段に旨い。隠し味が何かはhideも知らない。



今夜のhideの担当はきりたんぽ。クリームシチューの中に入れるのも面白そうだが、初めてのチャレンジなので、焼き上がったばかりのアツアツのきりたんぽを、そのまま焼きおにぎり風にいただく。これがまためっぽう旨い。



実は昼間お話しした秋田杉の細工会社は「丸勝」といって、秋田・大館にある有名な曲げワッパの店の社長さんだったようだ。彼が言うには、きりたんぽの棒は普通丸棒で売られているが、本当は角棒なんだそうだ。焼いたあときりたんぽを外すときに角棒で中の米を崩すので、きりたんぽ鍋のスープが中まで染み通るのだそうだ。





今夜は焼きおにぎり風にいただいたが、焼くときに角棒を少し焦がしてしまった。秋田杉の香りがきりたんぽに移って、これがまた良い。(hide)