満開の桜もいつの間にか葉桜になり、季節の移り変わりが早いですね。
さて私のライフワークでもあった週刊朝日の「黒田民子の家つまみでひとやすみ」の最終号の撮影が4月4日自宅でありました。
2019年4月から始まった連載も2023年5月号で198レシピ記事になります。
クロワッサンでお世話になったAさんから ご依頼をいただいた時の嬉しさと驚き!
週刊誌ですから毎週発売されますので私にできるのかしら・・・
不安と緊張スタートでした。
レシピ案を1月分(4レシピ)を考えて試作します。撮影は1日で4レシピを撮ります。
旬の食材を使うこと。調味料はどの家庭にもあるもの。男性の読者にも作りやすいもの。
気にかけて考えます。
担当者の方と細かく打ち合わせをして望みます。
Aさんは途中でガンで亡くなられた時はショックでもうこの連載は辛くて無理・・・
なんてことも考えました。編集部からはAさんのためにも続けましょうと。
そして次の担当者Oさんと共にスタートしてお互いにぴったり息のあうチームワークに。
カメラは写真部でも有名なMさんが初めから担当してくださいました。
少々料理が不出来でも、それを上回るほどの美味しく写真をとってくださいました。
そして 撮影の後は、作った料理を食べながらのおしゃべりタイムがまたまた楽しくて・・・。
今振り返れば、辛いことや大変なことなど一つもなく、本当に楽しいお仕事でした。
感謝しかありません。
編集部の方達からは美しい花束と、吉祥寺のフレンチで食事会も開いてくださいました。
6月の誕生日に私は76歳に。ここでひとまずリセットして一人旅を楽しみたい・・・。
全国の美術館を訪ねたい・・・。大阪、京都、神戸にもゆっくり行きたい・・・。
秀雄さんが最後に訪ねた鞆の浦にも行って見たい・・・。
料理の時はマニキュアは出来なかったので、まずは指先から変身したいわ〜なんて思っています。
4月と5月の4レシピはご紹介をさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。