目黒駅から歩いですぐに緑豊かな公園に東京都庭園美術館があります。
少し前になりますが、友人たちとに行ってきました。
この建物は、旧朝香宮邸でフランス人デザイナーが主要部分の設計と装飾、そして基本設計と内装の一部は宮内省内匠寮の建築家担当。
アール・デコ様式の建物自体が美術品とも言われています。
玄関正面入り口には、なんとも良い表情の親子の狛犬に思わず見入り。
特に子供の狛犬の表情はなんとも可愛くて頼もしいほど。
そして室内に入るとアール・デコ様式の美しい香水塔。上部の照明部に香水を施し、その熱で香りを漂わせたとのこと。
なんて優雅なことでしょう。
正面玄関のガラスレリーフ扉はルネ・ラリックの作品。
思わず見惚れます。
他にも白と黒の大理石が市松模様で敷き詰められたベランダ。
建物自体が美術品だと納得します。
この旧朝香宮邸はその後吉田茂外相兼首相の公邸として。
また国賓・公賓のための迎賓館として使われていたこと。
そして1983年10月1日に東京都庭園美術館として一般に公開されました。
広い庭園にはレストランもあり久しぶりに優雅な気分で食事も。
とても良い気分転換。お誘いを感謝しております。
さあ〜風薫る5月もいろいろ楽しみましょう!