8月7・8・9日 の2泊3日の今年の夏休み。長男と久しぶりの山の家はやっぱり心休まる家です。秀雄さんが好きだった山の家の良さも最近ようやくわかるようになった私。
7日の早朝に自宅を出発。中央道を快適に走ります。
諏訪南で高速を下り野菜畑。そこで栽培された可愛いハーブの花束を購入。
早速ベランダのデッキに飾ります。緑に囲まれた中に華やかな花束!買ってきてよかった!
そして留守にしていた家の窓を全て開きます。
小さな窓やベランダのガラス戸からも心地よい緑の風が通ります。
そして大好きなキッチンの窓からは白樺の樹々も優しく揺れています。
風に匂いがあるのなら、なんの匂いかしら・・・。レモンの樹々はないけれど爽やかな香り。
そして樹々の囁きのような葉音。土の匂いもなんとなく良い匂いがするのは不思議です。
ささっと片ずけてひと休み。クラスに入れたワイン越しに樹々が写っています。
今回の夏休みは、ゆっくりと美術館に行こうと思っています。
曇り空の毎日ですが時折、雲の隙間から陽が差し込むお天気。
2日目の午前中に長男の運転で車山からビーナスラインで霧ヶ峰へ。
車山あたりでは霧が出てきましたが、まだまだ遠くまで見えています。でも進むにつれて5m先が見えずらくなり、霧ヶ峰の頂上近くではなんと2m先はまるで磨りガラスのようで先が見えない・・・。
慎重に運転しても緊張感が・・・。行き交う車がほとんど無かったのがよかった事。
そして下諏訪へ下り、諏訪湖近くの北澤美術館へ。
「麗しのエナメル彩ガラス」エミール・ガレ ドーム兄弟 ルネ・ラリックの3人の
アール・ヌーヴォーの美しいガラス工芸品の鑑賞です。
ため息が出るような繊細な細工と美しい彩色。館内も人が少なくまるで貸切のよう。
湖畔が望めるティールームで1人コーヒータイム。これもまた作品の余韻に浸る良い時間。
3日目は掃除を済ませて早朝に山の家を出ます。
高速道路もスイスイと進み、途中の富士山には珍しく頂上には雲が被っています。
まるで綿帽子のよう。そして周りには孫悟空が乗りそうなユーモラスな金団雲も。
「この雲がかかると大雨が降るそうですよ」と教えてもらった事。
そうしたら10日あたりから長雨の日々が続きます。
そして東京は19日からまた猛暑が戻ってきました。
山の家の前での記念写真は今年はマスクをして。