2009年8月17日

映画「未来の食卓」

朝の気温が23度を切ってずいぶんしのぎやすいが、今日も日中は30度を超えて太陽がギラギラと輝く。灼熱の東急本店屋上ランチタイムは、さすがに誰もいない。



泥武士の「玄米弁当」735円は、まあまあの味☆☆



なかなかエンジンがかからないので、昼過ぎから近くにあるUPLINKまで映画を観に行く。
未来の食卓」という気になるタイトルの映画だ。



UPLINKは50人程度しか入れないミニシアター。
折りたたみ椅子も堅いので、2時間の上映時間中じっとしているのは結構厳しい。



フランス南部のガール県バルジャック村を舞台に描いたドキュメンタリー映画で、子供たちの学校給食をきっかけにはじまった、自分たちの食生活の問題を解決するために立ち上がる村人たちの姿が生き生きと描かれている。
驚いたのはフランスは食料自給率が100%を越える農業大国で、農産物輸出国の地位にありながら、大量の殺虫剤や農薬、化学肥料だけに頼っている実態だ。有名なワイン畑に大量にまかれる化学物質が農民たちの体を蝕んでいる話は、中国産は否定しながらフランスやヨーロッパ産食品は安全と過信している日本人グルメが余りにも多いことだ。
この映画から学ぶ点はとても多い。

一晩ごとに鳴き声が大きくなってきたコオロギの羽音を聞きながら……。(hide)

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