2009年7月20日

世界報道写真展2009

快晴の「海の日」。3連休の2日間を仕事で追われたので、久しぶりの休暇。恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館で開かれている「世界報道写真展2009」をtamiと揃って観にいってきた。





展示されている写真は、現実に世界のどこかで行われている瞬間を切り取ったものだが、前に立つと思わず身震いしそうな恐ろしい戦争や天災の数々に、なんと人類は愚かなものなんだろうと考えさせられてしまう。


印象的な写真は、下のパンフレット右上のカルロス・F・グティエレス(チリ)撮影の「チャイテン山の噴火」。噴火に伴う雷鳴が色鮮やかに映し出され自然の驚異を目の当たりにすることができる。
もうひとつの写真は右下にある、カルロス・カザリス(メキシコ)の作品。クラブの玄関前で寒さのために、頭からすっぽりと白い布をかむってたたずむ「サンパウロのホームレス」は、布にくるまれたミイラを思わせる。
最高に美しい写真は、北京オリンピックの走り高跳びの高速度写真。着地した瞬間に舞い上がる砂が描く軌跡が、今までに見たこともないような瞬間を魅せてくれる。



帰りは、新宿南口の高島屋に立ち寄って、最近の食のトレンドを観る。面白かったのは皿に盛りつけた、オードブルや菓子のようなアクセサリーのデザイン。
氷柱にビキニの水着が埋まっているのも、面白いディスプレイだった。(hide)

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