2024年6月19日

盛岡・花巻

以前、秀雄さんの事務所で働いて下さったM•Uさんの旦那さんA•Uさん納骨式の連絡をいただき、盛岡まで行って来ました。 盛岡に行くのは初めて・・・宮沢賢治の出身地、そして冷麺が美味しいことしか知識がない私。 東京駅から「はやぶさ・こまち」に乗車です。
盛岡駅に到着してお寺さんに行き、無事に納骨を済ませて久しぶりに会うMちゃんは、少しも変わらず元気な様子にひと安心です。 長女さんは看護師として、長男さんは中学校の教師として立派になられて頼もしい限りです。 納骨式が終わり昼食は大沢温泉のお蕎麦を。長男君の運転でみんなで行きます。
山間の緑豊かなところにある大沢温泉は、まるでジブリ映画に出てくるようなレトロで歴史を感じさせてくれます。 長男くんのお勧めは盛り蕎麦だそうです。しばらく待って運ばれて来た盛り蕎麦の美味しそうなこと!!! シンプルなだけに蕎麦の味わいが引き立ちます。そばつゆに大根おろし、わさびにネギを加えてつるつると・・・。
美味しくいただいた後は花巻にある林風舎へ。
ここは宮沢賢治の弟さんのお孫さんが運営されています。 美しいステンドクラスの扉を開けると、 1Fは宮沢賢治の版画や梟などの置物や複製の原稿など、ゆかりの品々が展示されています。 お土産を探したり・・・。 この建物はAさんが東北ミサワホームにお勤めだった時に設計担当されました。
2Fはリビングのような雰囲気のカフェです。クラッシックな調度品に暖炉の上には宮沢賢治の肖像画。 時にはピアノの生演奏もあるそうです。 ここでゆっくりとコーヒータイム。名物のオリザのロールケーキとコーヒーで。
内田家の皆さまお世話になりました。 今度はゆっくりと温泉に泊まり、たくさんお話ししましょうね。

2024年6月17日

麻布台ヒルズ チームラボボーダレス

少し早めの誕生日を9日にお祝いを兼ねて、次男家族と麻布台ヒルズで開催中のチームラボを見て来ました。
会場はすでに大勢の人たちで賑わっています。 薄暗い入り口に入ると細い通路に目が慣れず、そろそろと歩いて角を回ると眩しいほどの美しい色彩の洪水です。
広い会場にお花畑が広がります。そうして次つきと光の洪水の中を泳ぐような気持ちになります。
次のコーナーは小さなクリスタルのような暖簾の迷路は続きます。足元は鏡になりまるで宙に浮く感じです。
もう孫たちは興奮して大騒ぎです。静かに・・・。ものに触ってはだめ・・・。 でもそっと手に触れたくなるような空間。
こんな作品展を見たのは初めて・・・不思議なひと時をありがとう。

2024年6月16日

喜寿を迎えました。

6月12日は誕生日です。今年は喜寿を迎えました。 歳の衰えは年々感じますが、元気に過ごせることに感謝の毎日です。 8日は次男家族が麻布台ヒルズのピッザ屋さんで誕生会を。
小学3年生と保育園の年中組の孫たちは、背が伸びた分ほっそりとしていますが元気で食欲もすごい!!
12日は長男がよく行くイタリアンのバルコスでお友達も加わっての誕生会。
ちょうどミラノサローネのお話や、長男のトライアスロン話に、なんと都知事選の話まで。 楽しくて時間が少な過ぎるほどです。 こうして皆さまとご一緒させて頂けることに感謝しております。
そしてお友達からはガラスのお皿のプレゼント!!! 自宅に帰り信州から届いた野菜を早速盛り付けました。 なんだかいろんなアイデアが浮かびます。今夏はきっとこのガラス皿が活躍しそうです。 今からワクワクウキウキと・・・楽しみです。
息子たち、お友達にお祝いをして頂けて、嬉しくてありがたいひと時です。 これからも健康に気をつけて笑顔を忘れずに過ごしてまいります。 そして感謝の気持ちを忘れずにと思います。

2024年6月7日

そろそろ梅雨の季節

先日。青山にある建築事務所「バケラッタ」で今年のミラノサローネ報告会に料理担当として参加。 毎回多くの方が来られ盛況です。 そして久しぶりにお会いする素敵な人たちとのお喋りもまたまた楽しみなんです。 下田結花さん 「心地よくクラスインテリアの小さなアイデア109」講談社 この本を読むことで、日々の小さな気づきを教え頂いています。 そして北海道の高橋工芸のセンの木をロクロ引いた器。 軽くて木の温もりを感じます。
Hちゃんからはサローネ会場のお土産として、黒いパッケージには、シャープな形がお洒落なトングとスパイスの詰め合わせ。 わぁ〜嬉しいこと!!!
さて我が家のミニガーデンも、ひと雨ごとに緑の色が美しくなって来ました。
お天気の良い時は椅子を出して読書もいいわ〜。 夜はソーラーランタンでのひと時も。でもそろそろ蚊も出てくる季節。悩ましいこと・・・。

嬉しい再会

6月に入り梅雨の季節。雨に濡れて木々の緑がより鮮やかに見えるこの頃です。 1年前に週刊朝日が休刊になり「黒田民子の家つまみでひとやすみ」終了しました。 そして今日はその時の編集メンバー皆さまと再び吉祥寺「丿貫(へちかん」」で。 楽しいひと時は、美味しい料理とワインとお喋り。
Kさんは雑誌「PRESIDENT」編集スタッフとしてご活躍です。 Oさんは昨年イタリア〜スイス取材で、すっかり山の魅力にはまり山ガールを目指しておられます。 そしてカメラマンのMさんは7月のパリオリンピック取材のため今回は準備のために今回は欠席です。 今もこうして連絡をくださり、美味しいものをいただきながらおしゃべりを楽しめるのは本当に嬉しいことです。 次回はMさんのパリオリンピック取材の裏話で集まること!! これも楽しみです。

2024年5月23日

宇都宮 オトワレストラン

 10数年前に、秀雄さんからプレゼントされた「なんでもオードヴル」「「野菜でオードヴル」「サラダ好きのシェフが考えたサラダ好きのための131のサラダ」音羽和紀(柴田書店)3冊の本は今も大事にしています。

ページを開くとまるで絵画を見ているようで大好きな料理本です。

お友達が音羽シェフの奥様とお友達とのことで、宇都宮のレストランにご一緒させて頂くことに。大好きな料理本のレストランに行けるなんて・・・!!!


新宿から湘南新宿ラインで宇都宮まで時間は1時間20分ほどです。

下車してタクシーで20分のところにあるレストランは、緑豊かな静かな田園地帯の場所に赤いアクセントカラーが目につくモダンな建物。

 時間に合わせて中に入ると高い天井に、白いテーブルクロスが目に入り、すっきりとして品の良さを感じられます。

しばらくすると予約客ですぐにテーブルは埋まりました。

ワクワクとドキドキで席に着くと、テーブルには庭先で摘み取った季節の花が小さなグラスにいけてあります。


 

さてコースごとに料理が運ばれます。

どれも地元で作られた野菜と直菜園で作るハーブなどが彩りを添えます。


 アミューズ
桜海老

栃木旬野菜


帆立貝
ヤシオマス 独活
伊達鶏 黒ニンニク

カフェ ミニャルディーズ


今も音羽和紀様と奥様、息子さんお二人にお嬢さんと家族全員、そして従業員50名ほどの大きなレストランです。

でも基本は変わらず地元の食材を使ってのお料理は全国からお客様がこられるそうです。

久しぶりの贅沢なひと時に感謝の気持ちです。

ありがとうございました。

2024年5月5日

TOKYO OPERA CITY ART GALLERY

初台駅で下車し、東京オペラシティーで開催している「宇野亜喜良展」に。

 私たち年代には、憧れのイラストレーターでグラフィックデザイナー。

大きな瞳に長いまつけ、細長い体は少しグロテスクで不思議な雰囲気。

雑誌や広告ポスターでよく見かける女性像に、心ときめいたものです。


 

 

そして一つ上の会場では、特別展示 没後50年 灘波田史男展。

 初めて目にした絵画に不思議な魅力を感じます。

大胆で繊細さ、透き通るような色彩。


 

もう夢中になり一点一点丁寧に見ることに。


 

そして32歳でこの世を去ることに。

わずか15年と短い期間での作品の数々にも衝撃を受けます。

これからも知らない画家の作品に触れてみたい思うこの頃です。