2010年2月12日

Tokyo Gas SUMIKA Project

東京ガスが宇都宮市内に2008年末竣工した「SUMIKA Project」の見学会に参加してきた。東京駅9時40分の新幹線に乗り、久しぶりの宇都宮だ。居眠りをしている間に小山を過ぎ目覚めてビックリ!一面の銀世界だ。



宇都宮の駅周辺はほとんど雪は溶けているが、道路はグシュグシュ……。



駅から5分足らずのところに巨大ガスタンクのあるサービスセンターがあり、その敷地にできたのが、今回見学する「SUMAI project」の音頭をとった伊藤豊雄設計のインフォメーションセンター。



基本コンセプトは「プリミティブな暮らし」。大きなアイランドキッチンとテーブルがあるだけの空間は、六角形という基本形を集成材の構造体に活かしたユニークな建築だ。



続いて訪れたのが、西沢大良設計の「宇都宮のハウス」。



玄関入るとすぐキッチンのあるオープンルームの隅にはベッドがしつらえられている。壁面はすべて建具となっていて、開放すると外界と一体となった住まいが出現する。



すぐ隣りに建つのが藤本壮介設計の「House before House」スチールパネルとGL工法でつくられた2.5m角の箱を10個3層に積み上げてつくったユニークな住まい。



キッチンもプリミティブ。



三軒目は少し離れた敷地に建つ藤森照信設計の「コールハウス」。杉板を焼いて外装に使った真っ黒な建物が印象的。人類の最初のすみかであった洞窟をイメージしたと言う。



床暖房とガスファイアーの暖炉が心地よい。暖炉左の小さの扉を開けるとトイレと洗面がある。



キッチンは普通のデザイン。SUMIKA Projectのユニークな住まいは非常に興味深く拝見させていただいた。残念ながらキッチンのデザインはどの住宅も今一歩の感はぬぐえない。



宇都宮へ来たからには餃子を食べない訳にはいかない。駅ビルの餃子横町で4店ある餃子屋を見比べて、一番旨そうな宇都宮餃子館に入る。





餃子6個、葱焼豚、ザーサイ、中ジョッキのセットで1200円。宇都宮の餃子は有名だが飛び上がるほどの味ではなかった☆☆。
帰りに土産物を探したが、餃子以外にめぼしいものは無し……。かって宇都宮土産にはカンピョウしかなかったが、今は全くカンピョウが見つからない、時代は変わった……。(hide)

0 件のコメント:

コメントを投稿