2023年6月28日

2日目は棟方志功記念館 十和田市現代美術館

早朝の食事はホテルの11階のレストランから。窓からは青森湾が見えます。

大きなつり橋は 「青森ベイブリッジ」夜にはライトアップされるそうです。

 

さて今日最初に訪れるのは棟方志功記念館です。校倉造りと日本庭園の落ち着いた佇まい。


 

この記念館には版画のほか倭画や油絵なども展示されています。

情熱的な作品に対する気迫とスピード感を特に感じます。


 

昼食後は十和田市現代美術館へ。

もうワクワクします。初めて見る「スタンディング・ウーマン」

ロン・ミュエク 1958年 オーストラリア生まれ


 

4mの大きさに圧倒されますし、皮膚の艶、しわ、たるみ、しみ、そして髪の毛などリアルすぎてこれが彫刻なの。まるで生きているおばさんじゃないの!!

と叫びたくなるほどです。

ギロリと睨まれていると錯覚する目元。そして洋服のシワや胸やお尻の肉感までも!!

そして大きな靴に(60cm以上のありそう)どっしりした足。

ドイツやソ連にこんなおばさんいたような・・・・。

 

世界的な有名なアーティストの作品が見ることに嬉しくなります。

そして 「建物ーブエノスアイレス」

レアンドロ・エルリッヒ 1973年 アルゼンチン生まれ


 

床に置かれたヨーロッパ風の外観に見学者が立ち入ってポーズを取ると、斜めに立ち上がった鏡面に姿が映し出されます。

そうそう金沢20世紀美術館のスイミングプールの 作者もレアンドロ・エルリッヒ

です。騙し絵的な感覚でとても楽しめました。

 

光の橋 アナ・ラウラ・アラエズ 1964年 スペイン生まれ


 

幾何学的な橋に踏み込むと柔らかな青い光と音楽が流れてきます。

鏡は使われていないけれど、大きな万華鏡に中に入っような空間です。

 

美術館の周りにもフラワー・ホース(チェ・ジョンファ)  草間彌生 巨大化したアリのロボット(橘 昇) 奈良美智など

じっくり見て過ごす幸せ時間です。


 

ここを最後に美術館巡りは終了です。夕方の新幹線で帰宅です。

素晴らしい時間を秀雄さんはじめ家族に感謝しております。

 

 

2023年6月27日

青森の現代アート巡る2日間

 もう2が月前の新聞広告を見て行きたい!と思ったのは青森の4つの美術館巡りツアー。

そして6月23日24日の一泊二日のツアーに出発です。

東京駅で集合そして新幹線で3時間ほどで新青森に。

新青森でツアーのバスに乗り、最初の美術館は弘前レンガ倉庫美術館。


 

青森の特産でもあるりんごの酒造工場(100年前)のレンガ倉庫を改修して、現代美術館になったものです。

まずは美術館のエントランスには奈良美智の「あおもりの犬」が迎えてくれます。


 

そして次の部屋は薄暗い・・・いやいや暗闇の部屋。  

広い会場に一枚の薄い布が大きく波打っています。

そのスケールの大きな動きは波打つようにに変化して、時の経つのを忘れるほどにただただ見惚れます。

 

上の階から見るとまた違った光の動きに驚きと感動があります。


 

「あいちトリエンナレー2016」会場の展示の美しいかな模様の絨毯も。


その後、青森県立美術館に。ここでは青森ゆかりの作家、奈良美智の作品をを中心に展示です。

野外展示場には高さ8.5mもある「あおもりの犬」


 

優しい目元?眠そうな目?  癒されます。その大きさにびっくりです。

美術館の外に出ると発掘された「三内遺跡」があります。


 

遺跡跡は次回の楽しみにして今日の美術館巡りは終わりです。

そして新青森駅近くのホテルで宿泊です。