2023年4月25日

 黒田民子の家つまみでひとやすみ

Vol.189  桜の淡雪羹 


 

今年は桜の開花が早くて、東京では4月初めにはもう葉桜になってしまいました。

今回ご紹介する桜花の塩漬けはソメイヨシノが咲き終わってから咲く、八戸桜の花を塩漬けしたものを使います。市販品も売っていますが、私は6〜8部咲きの八重桜を摘んできて塩漬けにします。

さてこの桜の淡雪羹 の美しい色淡いは食紅を箸先ほんの少し加えるだけで淡い色合いになります。下の淡雪は泡立てた卵白に寒天液を加えて固めます。上の淡い色合いは寒天液に食紅を。冷やして固めます。春らしい一品は抹茶で一服もいいですね。

 

Vol.190  あさりの紹興酒蒸し


 

春の陽気に誘われて、冷えたビールが美味しい季節になりました。

そこで旬のあさりを、ピリ辛の豆板醤や香り高い紹興酒を使った中華風に仕立てました。

白いご飯のお供にも合いますよ。

 

Vol.191  もずくとオクラのとろろ丼


 

炊きたてのご飯にすりおろした長芋をのせ、卵を落としたとろろ丼。

食物繊維が豊富で滋養たっぷり!

さっぱりとした三杯酢仕立てのもずくにネバネバ食材のオクラ!

ネバネバ食材のオンパレード。

慌ただしい日はこんなメニューですませたいですね。


Vol.192 カジキマグロの味噌漬け


 

ひと手間かけるだけで 、お酒のおつまみにもなる魚の味噌漬け。

とても簡単なので自家製にして見ませんか?

カジキマグロだけでなく、サワラやサバでもどうぞ。

味噌の香りや甘みが加わって魚の臭みが取れ、美味しさが増します。

魚を焼くときは表面の味噌を拭き取り、弱火でじっくりと両面を焼きます。

私は、残った味噌床は味噌汁にも活用しております。

詳しいレシピは 

AERA dot  黒田民子の家つまみでひとやすみ をご覧くださいませ。

 



2023年4月24日

連載Vol.187ひじきの煮物。 Vol.188 ラムチョップの和風玉ねぎソース。

4月4日に5月30日発行最終号の 撮影が終わった数日後に軽い風邪をひいたようです。

体調がよくなくてグズグズしていたらなんと4月のブログがすっかり滞っておりました!

今はいつものように元気の過ごしておりますのどうぞご安心くださいませ。

さて黒田民子の家つまみでひとやすみも5月最終号まで掲載されますので、お付き合いをどうぞよろしくお願い申し上げます。

Vol.187  ひじきの煮物

 昔ながらのおかずの定番「ひじきの煮物」それぞれご家庭の味がありますね。

このひじきの煮物があるだけでご飯がすすむことも。

ひじきは鮮魚コーナーで見かける生がおすすめです。汚れを水洗いした後、沸騰した湯で10分ほど煮て水を切り。水洗いをしたら下ごしらえは終わりです。

人参から炒め、ひじきに油揚げ、大豆の水煮缶を加えサッと炒めます。調味料を加え煮汁が少し煮詰まるまで煮たら完成です。

彩に絹さやの細切りをサッと加えて盛り付けました。

 

Vol.188  ラムチョップの和風たまねぎソース


 

香ばしく焼いたラムチョップは我が家の人気メニューです。

ニュージーランドやオーストラリア産の子羊は「スプリングラム」と呼ばれ、肉質が柔らかく、クセが少ないそうです。

フライパンで片面ずつ、香ばしく焼き色をつけて旨みを閉じ込めます。

ここからポイント。

肉をアルミ箔に包み8〜10分ほど休ませます。これでふんわりとジューシーな食感に仕上がります。

ソースは醤油に玉ねぎのすりおろし、味噌を加えました。お好みで黒酢を加えると後口がスッキリと。お供は赤ワインをご用意くださいね。