2022年12月28日

今年のクリスマス。

 今年のクリスマスに欲しかったオリーブのまな板を私のためにプレゼント。

日々使うのは大崎木材店の「コロンブスのまな板」を使いとても重宝しています。

このまな板の縁は斜めになっていて切った素材をこぼす事なく使い勝手が良いのです。

また使ったらすぐに水洗いをし清潔な布巾で水気を拭き、立てかけています。

 こんな良いまな板を使っているのになんで又まな板なの?

それはオリーブのまな板をトレーとして使いたかったから。


 

このまな板の上に好きなブルーチーズやクリームチース、そしてナッツ類を盛り付けて

ワインやウイスキーの水割りを、一人時間の楽しみにと。

お値段も半額になっていたのも嬉しい購入理由です。


 

今年はクリスマスツリーの代わりに緑と白の切り花を飾って。


 

さて連載 黒田民子の家つまみでひとやすみVol.177 鶏もも肉の和風オレンジソース」を。


 

焼き鳥風の甘辛い醤油だれにショウガや粒マスタードを効かせ、オレンジも加え仕上げます。今日は白ワインです。

明日からはクリスマス気分を取り払い年末の用意がスタートします。

 


 

2022年12月26日

気がつけば師走真っ只中!!!

 あら〜気がつけばもう12月も後半!それも後6日で新しい年に!!!!

のんびりしていたわけでも無いのに・・・。

残り数日は少しペースを上げて過ごします。

さて連載のご紹介です。少しでも皆様のお役に立てたら嬉しく存じます。

 

Vol.175 キムチのチヂミ

大阪生まれの私は、下校帰りに友人たちとお好み焼き屋に寄り道した思い出が。

オシャレよりも食べることが一番の楽しみの10代後半。よく食べました。

そこで 日本でも人気の韓国生まれのチヂミ。

今回は豚肉にキムチとニラを加え、お酒に合うピリ辛に仕上げました。

 ポイントは裏返したらフライパンの縁からごま油を流し入れ、両面を香ばしく焼くこと。

 


 

 Vol.176  豚肉と水菜のシンプル鍋 

急に冬将軍が来たような日々が続きますね。

もうこんな時はお鍋に限ります。

今回は具材は豚肉と水菜だけのシンプル鍋ですが、これがとてもおすすめなんです。

豚ロース肉は厚めを用意します。これで豚肉の美味しさが一段とアップ。

そして水菜は大胆に2〜3等分に大きく切ります。

だし昆布に薄口醤油、酒、塩、水で出汁を作ります。

昆布は前日から水につけておくと重宝しますよ。

火にかけ沸騰寸前に昆布を引き上げ、豚肉を加え、アクが出て来たら取り除きます。

豚肉に火が通ったら、さっと火を通した水菜はシャキシャキ感がポイント。

最後の締めはうどん。豚肉の旨味が溶け込んだ出汁がたまりません。


 

 

 

 

 

2022年12月5日

黒田民子の家つまみでひとやすみ

黒田民子の家つまみでひとやすみ 連載のご紹介です。

Vol.171  ホクホクさつまいもご飯

子供の頃、母が作って食べさせてくれた「さつまいもご飯」は忘れられない思い出の味。

何よりも炊きたてのさつまいもの甘くて美味しいこと!!

今年も作りました。

 

Vol.172  びっくり餃子

これは失敗から生まれた餃子です。

揚げ餃子が子供たちが好きだったので揚げていると中身が飛び出し、皮だけかプカプカと

浮いてきて・・・その皮をつまんで見たところパリパリでおいしかったこと。

そこからこのびっくり餃子ができました。

はじめに皮だけを揚げ、具は炒めて片栗粉でとろみをつけた餡です。

我が家の定番お惣菜です。

 

Vol.173  いろいろキノコのポタージュー

すっかり冷え込むこの頃。暖かいポタージューで温まりましょう。

今回はいろいろなキノコを使っています。

ハンドミキサーがあれば滑らかなポタージューに。仕上げにオリーブ油を少し垂らします。

ホームパーティーにもおすすめです。

 

Vol.174  ドライフルーツの手作りバター

作りたてのバターって驚くほどのコクがあります。

そしてドライフルーツにはほんのりとブランディーの香りが・・・。

クリスマスパーティーにそして手土産にもおすすめです。

もうこれは私の定番のお気に入りなんです。


 

  

 

 

2022年12月2日

師走

 もう12月になりました!

歳を重ねると一週間が早く過ぎ、そして気がついたらもう一ヶ月も過ぎていて、

なんと1年もあと一ヶ月もないことに驚くこの頃。

まるで超特急のようです。

さて11月は孫1が通っている外大祭に行ったことも書き留めなくては。

以前は都内にあった外大。今は武蔵野の面影が残る静かなキャンバスです。

 他国の留学生も受け入れてることで、少し地味で堅実な感じの雰囲気。

そして活発なのはやはり女子学生。男子は少し線が細いかなぁ〜。

広場の周りに各国の料理の屋台があり、それぞれ美味しそう〜。

中央広場にはステージがあり、ロックバンドの軽快なリズムに観客たちはリズムにノリノリです。なんとベリーダンスの公演もありです!

賑やかなキャンバスを抜け、紅葉の広場に出てみると力強く伸びる樹々に孫の姿を見るように「頑張れ」とエールを送る私は完全におばあちゃん。


 

さて11月も末に六本木にある国立新美術館まで。

友人の友人(直接は知らない人)の毎年入線している日展の陶器部門に

私と同じ75歳の女性作家です。土を捏ね型を作り彩色する作業。その大きな作品に驚きと感嘆です。
 

そして秀雄さんお友人の奥様の彫金作品も見たことも嬉しく思いました。

彼女は多分80歳くらいだと思います。年齢なんて関係ないほどの刺激をもらった11月。


 

さあ〜師走になり慌ただしい毎日になりそうですが

日々丁寧に過ごすことや健康に気をつけて12月を頑張りましょう。

2022年11月23日

ピカソとその時代

 11日に都内まで出かけ、予定より早く終わったのでその足で上野まで。

そう国立西洋美術館「ピカソとその時代」をみてきました。

ピカソに興味を持ったのは最近です。

原田マハ「暗幕のゲルニカ」を読んでから。

 そして愛人でもあるカメラマンのドラ・マールに興味があったから。

有名な「泣く女」の肖像画がとても印象に残っていたことも。

西洋美術館には「緑色のマニキュアをつけたドラ・マール」は美しく

 

多色の帽子を被った女の頭部


 おしゃれなドラ・マールを想像します。

明るい色彩が可愛く引き立ててると思うのは、私だけかも。

そしてタンバリンを持つ女


 こんな風に楽しそうにタンパリンを叩いて、体を躍動させる表現もいいなぁ〜。

涙も複雑な表情の「泣く女」は展示されていなかった のは残念!

 ピカソの初期から晩年までの作品が見られたことはよかったわ。

 そしてクレー。マティス。ジャコメッティ。の作品も

 ジャコメッティの細長い人物像もありました。

その中に鳥の彫刻も、この作品に惹かれます。


 11月は美術館巡りを楽しみたいです。

 

 

 


2022年11月16日

11月霜月

11月は霜月。そろそろ冬仕度もと思いつつ、日中はまだまだ暖かい日々は続いてます。

久しぶりに湘南新宿ラインに乗って逗子まで。8月のS子ちゃんの出産お祝いも兼ねてです。逗子駅で次男家族が揃って迎えてくれます。

成志と修志が大きな声で「たみちゃん〜」叫んでくれます。こんなちょっとことした事でも嬉しい事。

さて、久しぶりに抱っこできることで私はワクワク!

でも赤ちゃんはソワソワ! ママはドキドキ!!

そうなんです。ママのようにゆったりとした抱き心地でなかったよう。

すっかり抱き方も忘れた私。

でも嬉しかったわ〜そして癒されました。ありがとう!!!

S子ちゃんはK子ちゃんの妹です。今は逗子駅前の実家でお世話になっているとのこと。

 

 

京都のお友達から庭にできた柿と北海道旅行のお土産の羅臼昆布が届きました。

 私は種がある柿が好みなので嬉しいこと。

羅臼昆布はこれからの季節に鍋料理や煮物に大活躍。ありがとうございます。

 

そしてまたまた嬉しい贈り物。

岩手のUさんからりんごの詰め合わせが!

 どれから頂こうかしら・・・。いつも何かとお気遣いを感謝しております。

まずは秀雄さんに。

 

気がつけばミニガーデンの紅葉は美しく見頃になりました。


 

こんな都会のミニガーデンにも小さな秋を楽しませてくれます。

今日も嬉しい1日でした。

 

2022年10月30日

iittala展に

 先日渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催のイッタラ展に。


 

我が家にも、グラスや小さなつぶつぶ感が可愛い小鉢などイッタラガラスがあります。

多くは工業製品として機械化でつくられ広く出回っています。

そんな中、会場ではイッタラの歴史や、熟練工による吹きガラス、型取りの工程がスクリーンに映し出されて興味深く見入ってしまいます。

あの熱いカラス魂を息を込めて膨らませること。木枠に熱い塊を入れ型作りなど。見ていて神経が研ぎすまれる工程に職人魂を感じます。

 

ほどんど撮影禁止ですが、最後のコーナーでは、ガラスの魅力的な美しい鳥の置物は撮影OKでした。

どれもいいなぁ〜。色ガラスを合わせて細かい模様が見事です。

この中でどれがお気に入りかしら・・・。

形や模様、口ばし、どっしりとした佇まい。これが一番のお気に入りです。

皆さまはどれがお気に入りかしら。




2022年10月27日

珍しい仕事!

 先月にマガジンハウスからの依頼で「KIRARIな時間」のカタログの仕事を。

こちらはショップチャンネルが届ける月刊誌です。

 

自宅のリビングとキッチン、そしてミニガーデンでの撮影です。


 

北海道の甜菜を原料した 甜菜糖蜜などを使ったもので、砂糖代わりに使えそうです。

果実酒に、ローストビーフのソースづくりに、ブルーチーズにかけてオードブルに。

そして煮物には砂糖代わりに使っても良いなぁ〜て思いました。

今はいろんな商品がネットやカタログで買える便利な世の中。

知らないことがいっぱいあるのに驚きです。

もっとアンテナを広げなくては思うことも。

でも物を選ぶ目はますます厳しくしなくては思います。


 

そして私の日々のベラーライフ3か条なんてページも掲載です。

春や秋の ミニガーデンでのテータイム、そして読書はいい気分転換に。

でも夏は無理!  蚊の襲撃が!!!

 

夕方からのジムでスイムをするのも楽しみの一つ。

泳げなかった私がクロール300m バック300m そして水中ウォーキングを400m合わせて1000mを。こちらも1日のリセットにとても良いのです。

寝る前に好きな本を読むのも幸せなひと時。

特に何度も読み返す、須田敦子や内田洋子のイタリアのエッセイ。

片田舎の人々との関わりや、極小の土地に植えられる野菜や葡萄畑の空気感まで感じられます。そして田舎の料理やダイナミックな料理にワクワクしながらのひと時。

こんな時間が過ごせることに感謝して眠りにつきます。

 

さてカタログ撮影のため、プロの方のメークでいつもの私ではないみたいで、

少し恥ずかしいですが良い記念になりました。

よろしかったら見ていただければ・・・。

2022年10月14日

秋の山の家 2日目

昨日は夜遅くまでおしゃべりが弾んで、久しぶりの夜更かし。

翌日は記念写真を撮ってさあ〜上諏訪まで出発です。

夏は緑いっぱいだった前庭には、はらはらと落ち葉が散っています。

車に乗り込んでビーナスラインを快適に走り、上諏訪駅まで。

風が強く吹く車山高原は、高い樹々はほとんどなく、低木の草木がいっぱい。

それらが今は枯れ草色に。これもまた良いものですね。


 

車山高原の夏は、緑の絨毯を敷き詰めた広々とした美しい牧場のような山。

秋の訪れとともに、枯れた色合いのすすきが高原の風情をより素敵にしています。


お一人を上諏訪駅までお送りしてから、女子3人で上諏訪リビセンに。

甲州街道の500mの間に、5軒の造り酒屋が並んでいる通り。

そしてリビルディングセンタージャパン の古道具を見て楽しむことに。

古道具と古材を販売する建築建材のリサイクルショップです。

このカフェのテーブルや床材、そしてパッチワークのように貼り込められたガラス窓や椅子。もちろん古材や古道具を使ったもの。 このコーナーが好きで時々訪れます。

これは茶碗を合わせた花瓶にリホーム、上にはお猪口ものっています。

ちょっと真似したいアイデアだわ。


ランチを食べてひと休み。そのあとはぶらぶらと街中を散策。
この街には思いかけず面白いお店の見ることも。若い人たちの感覚が溢れて町おこしになっているのかしら。


 

午後にはお二人を上諏訪駅までお送りして、私と健一はまた山の家に戻り、後片付けをすませ、翌日早朝に帰路に。


 

諏訪南インターに入る道ぞいは、まるで霧の中を走るよう。

 そう須田敦子の「霧の向こうに住みたい」の本の中に書いてあるイタリアミラノの風景を思い出して・・・。

ミラノの街中は滅多に陽が差さないとのこと・・・なんて思いながら。

 

早朝に山の家を出たので高速道路はスイスイと走れます。

なんと2時間ちょっとで自宅に到着です。

短い夏を過ぎ、早い秋もすぐに過ぎる秋の山の家。やはり良いなぁ〜。

秀雄さんが好きだった山の家。これからも大事にして、懐かしい人たちや友人たちに来ていただき、活用することが秀雄さんが一番喜んでいることだとおもいます。

ありがとう!!!  

2022年10月10日

10月の山の家

雨続きの肌寒い日々が続いていた数日。

山の家に行く8日は、雲はあるものの青空が見える爽やかなお天気。

長男運転の車で 秋の山の家に。

いつも楽しい集まりに誘っていただく、ミサワの花田さん、そしてTOTOの柴崎さん、デザイナーの今井さんがご一緒です。

 

朝の7時前は高速に乗らなければならないのに、30分遅れて高速道路に。

すでにかなりの車!!!。

そして小仏トンネルあたりで事故もあり・・・。

結局4時間もかかり山の家に到着。お客様は「あずさ」に乗ってこられたので一安心です。


 甲府あたりは車の少なくなり快適ドライブです。

さて、標高1400メートルのところにある山の家。室温は8度ほど。

まずは家の空気を入れ替えて薪ストーブに薪を入れ、石油ストーブもつけて家全体を温めます。これらの作業は長男がすべてやってくれます。

私は買った食材を冷蔵庫に、そして夕飯の準備をして・・・。

秀雄さんが好きだった山の家。今は長男がトライアスロン仲間と楽しくトレーニングする場所として活用しています。きっと秀雄さんも喜んでいると思います。

夏は緑いっぱいの庭も、今は草はなくなりもう落ち葉が時折ひらひらと舞い散ります。
 木々の葉が少し色づき紅葉が始まります。

 

午後3時過ぎにお客様がこられ、ゆっくりと夕飯を食べながら過ごします。

キッチン関係の方々なので、秀雄さんと一緒にイタリアミラノでのサローネの思い出話で盛り上がります。楽しいひと時は夜遅くまで続きます。

2022年10月5日

荒木節子 染の風景「何処へ」

荒木節子さんの染め展覧会に行ってきました。(10月4日〜9日)

新宿の柿僐ギャラリーです。もう6回目になりますね。

紬の着物をさらりと着こなし、帯はもちろん彼女が染めた帯です。

いつもため息が出る着こなしと帯に魅了されます。

荒木さんは神奈川鶴見駅から高台の工房で、逗子の変わりゆく海の色、古都鎌倉の木々や苔むした色合いを布に染め上げます。それらを帯や屏風に仕立て上げています。

私と同じ後期高齢者ですが、制作意欲と新しい挑戦する姿に、いつも刺激を頂いております。いつか私も荒木さんの帯を粋に締めて、日々を過ごしたいと思うこの頃。

 

この中に好きなのがあります。↑


さて黒田民子の家つまみでひとやすみ

Vol.166  豆腐の豚肉巻き串

秋の夜長は居酒屋風串焼きで・・・。

しっかりと水切りした木綿豆腐に豚バラ肉を巻きシシトウやネギを挟んでグリルで焼きます。ちょっとチーズに似た味もいい感じ。

タレをかけて七味唐辛子を振って。今晩の晩酌つまみの完成です。

 

 Vol.165  イカスミのパエリア 

もう何年使っているかしら・・・秀雄さんが誕生日プレゼントに買ってくれた

パエリア鍋。年季が入っていて家族で囲んだホームパーティーで使うことも。

 


そんな中でもイカスミのパエリアが一番人気です。

みんなでお歯黒になった口元を見て、大笑いした楽しい思い出も。

今度は孫たちと一緒に囲みたいなぁ〜。