2012年4月29日

多摩川の花と人々と鯵のみりん干し

ゴールデンウィーク二日目も快晴の真夏日が続く。
春眠暁を覚えないまま、この二日間は久しぶりにたっぷりの睡眠時間を取った。ブランチと呼ぶのがいいのかどうか?ほとんど昼飯時間にトースト、プレーンオムレツを焼き、ウィーンで買ったスモークハムのスライスを添え、かつお納豆、ママレード添えヨーグルト、パイナップル1/4、トマトジュースと紅茶といういつもどおりの朝食を済ませてから、多摩川まで歩く。途中の家々の庭に咲く花や農家の畑のできぐあいを写真に撮りながらゆっくり歩くとちょうど30分の道のり。

河川敷では少年野球の子供たちのあげる気合いの入った声が響き渡る。河原を歩くとカラスノエンドウや菜の花以外にも名前の知らないいろんな草花や、南洋樹のような花房が垂れ下がる樹など見飽きない。
途中の草むらの中におばさんがふたり黙々と作業をしている。しばらく見ていてから「いたどり」ですか〜?と声をかけたらビックリしてこれは「スカンポって呼ぶんですよ」と教えられ一口食べてみなさいとすすめられた。
懐かしい味が口にひろがる。酸味をとるため何度も灰汁抜きをしてからおひたしにするそうだが、自分としては灰汁抜きなどしないでごま油で炒めたほうがもっと美味しいと思うのだが‥‥。

京王線の鉄橋の下で若者たちがバーベキューを楽しんでいる。何となく今年入学したばかりの学生コンパの感じがする。京王多摩川駅横にある京王フローラルガーデン アンジェではバーベキューが楽しめるそうで、園内から焼き肉の匂いや歓声が聞こえてくる。予約も満席のようで5月のゴールデンウィークや土日、サンセットタイムは金曜も空席はないようだ。

昨日作った鯵のみりん干しができあがり、tamiの大阪から帰って興奮気味に山盛りの報告を聞かしてもらいながら、夕食はhide手づくりの特製みりん干し。できあがりは抜群だったが、脂ののりが今ひとつというのが素直な実感だ。魚を買うとき鮮度は充分に見ているつもりだが、脂ののりが良いかどうかの判断は非常に難しい。もっともっと魚に接しないと表面の鮮度や色つやだけでなく、中身の旨さまで理解は難しいのかもしれない。
これにめげずにもっとチャレンジだ!(hide)
みりん干しは焼き過ぎに要注意!
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