2010年9月17日

PANASONIC バウハウスキッチン展

パナソニック電工・汐留ミュージアムは、地下2階にはパナソニックシステムキッチンのショールームがあるパナソニック電工ビルの4階にある企業ミュージアムで、明日18日から12月12日まで「バウハウステイスト バウハウスキッチン展」が開催され、今日の午後プレス発表会が行われた。
「すべての造形活動の最終目的は建築である」という有名な理念のもと、マイスター技術を持つ芸術家を育てることを目的とした教育機関が「バウハウス」だが、今までどちらかと言うと雑誌等を見ても男性的な視点から取り上げられることが多く、今回は1920年代から始まったドイツ女性の社会進出、女性解放などの視点からバウハウスを捉える画期的な展示会となっている。
この中で、バウハウスの教授陣が暮らしたマイスターハウスという住居のキッチンを実測し、汐留ミュージアムに再現したのがバウハウスキッチンだ。
いわゆる「フランクフルトキッチン」と呼ばれるドイツ・アインバウキュッへ(日本語でシステムキッチン)の原型ともなったこのバウハウスキッチンは、今の時代に大きな問題を投げかけてくれていると思う。
このプロジェクトを実現したパナソニック電工デザイン開発センターや汐留ミュージアムのスタッフの方達に大いなる敬意をはらいたいと思う。キッチンデザインに携わっておられる方必見の展示会だ。(hide)

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