2010年8月9日

4VOC基準適合表示の講演会


1時からメルパルクTOKYO会場で、キッチンバス工業会、日本建材・住宅設備産業協会、リビングアメニティ協会、全国天然木化粧合単板工業協同組合連合会、日本プリント・カラー合板工業組合の5団体共催による「住宅設備機器・化粧板等におけるシックハウス対策への取組-4VOC基準適合表示への取組について-」と題した講演会が開かれ参加してきた。
会場のメルパルク駐車場にはここで結婚式を挙げた新郎新婦を送迎する巨大なリムジンが止まっている。郵政問題は一向に解決しないままだが、ここメルパルクは、そんな世界と無縁に虚飾を謳歌しているように見える。




セミナー会場は200人席が用意されていたが、ほとんど満席状態で、業界の関心が高いことが分かる。キッチン業界からも顔見知り人たちが何人かいて挨拶を交わす。講演内容は
1:「木質建材に関する4VOC基準適合の自主表示制度について」日本建材・住宅設備産業協会VOC部会長松田俊一氏
2:「住宅部品VOC表示ガイドラインについて」キッチンバス工業会VOC対応特別委員会委員長鈴木昭人氏
3:「シックハウス訴訟と企業の対応」匠総合法律事務所秋野卓生弁護士
4:「シックハウス対策最前線」東北文化学園大学野崎淳夫教授
と続き、2003年に改正建築基準法で制定された「住宅部品表示ガイドライン」のホルムアルデヒド対策のF☆☆☆☆の制度に加えて、今回4つの科学汚染物質への規制とその表示が義務づけられることになったことは、これからのキッチン業界にとって重要な課題となったことが良く理解できる内容の大変有意義な講演会であった。(hide)
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