2009年12月12日

団塊クレーマーとブラウンシェーバー

先日会った長男に、読んでおいたら……と渡されたのが、日経ビジネス12月7日号。特集は「日本経済、生かすも殺すもこの世代・団塊モンスター」。確かにそうかも知れないと読み進むと、「企業悩ます2007年問題・団塊クレーマー現る」とある。



中身を読むと、最近企業のお客様対応部門の担当者たちが深刻だ。その理由は2007年に大量退職が始まった、リタイアして時間のある中高年男性からの電話が非常に増えていることに原因がある。

リタイアしてから家事に目覚めて洗濯を手伝うようになったが、「カタカナの商品名では中身が何かすぐには分からない。中身が洗剤だとすぐ分かるように表示するべきだし、洗剤は粉ではないのかね」という洗剤と、柔軟剤と、漂白剤の区別がつかない団塊世代の男性たちからのクレームが非常に多いそうだ。
こういった商品クレームへの電話ばかりでなく、「御社の経営方針に意見があるから社長室につないでくれ」といった商品と直接関係のない意見も多いと言う。



この団塊クレーマーの特長は、「自分は自分を客観視できると思っている」「自分の経験を生かした改善提案を好む」「同世代が何を考えているのか気になる」「上から目線でモノを言うプライドの高さ」「気が短い」という共通項があるそうだ。
hideの場合、団塊世代よりは少し上だが、この特集記事を読んでいて、余りに自分のとってきた行動が指摘通りなのに驚いている。



今日ブラウンリペアセンターから戻ってきたシェーバーも全くその通りで、赤矢印の歯の根元の塗装が高熱でペロッとはがれているのに気づいて、交換依頼をしたところ、”この塗膜はがれは、高熱ではなく水がしみ込んで発生したもので有償修理となります。またいろんな箇所に絶縁不良が見られるので、修理代金が17,450円かかります。”という回答があり、それに対して”国民生活センターへ届けても大丈夫ですか?大変なことになるのでは?”と返事をしたが、全く意向に添った回答はなく、これぞまさしく団塊クレーマであったことに気づいて多いに反省。上から目線で指摘することをもう一度見直す必要がありそうだ。(hide)

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