2009年7月22日

皆既日食とHOTNETキッチン・2回目のテストラン

昼過ぎから世田谷にある老人ホームで、HOTNETキッチン「HEXAGON」と名付けた私たち研究会の試作キッチンを使った2回目のテストランをおこなった。
集合時間より30分も早い午前11時過ぎに小田急成城学園駅に降りると、駅前に人が並び空を見上げている。朝のうちは昨夜からの激しい雨が残っていたので、あきらめていた皆既日食がなんと!薄い雲の間から時おり顔をのぞかせているではないか!



もちろん成城から見上げる日食は部分日食だが、その美しさに見とれて、シャッターを押すのが遅れたが、このカットは11時18分27秒の成城から見上げた三日月型の太陽。薄曇りの雲に遮られているので、日食めがねをかけなくってもちょうどいいあんばいで太陽が見える。



今日のHOTNET参加メンバーは総勢11名。駅前のマダムチャンで、ホスピタリティ豊かなサービスの歓待を受けながら昼食を食べて、老人ホームへ。



参加いただいた方は総勢23名で、施設の方5名が細かいバックアップを担当してくれた。



メニューは前回と同じく、のどごしの良い豆腐入り白玉団子に枝豆のずんだ餡、あずき餡、きな粉をかけた三色団子。
さすが、キャリア豊かなお年寄りたちは、すり鉢の扱いも手慣れたもので学ぶことが多い。



3時半過ぎにメンバーも一緒になっておやつ時間を楽しませていただきながら、今回の感想を拝聴。みんなで調理作業を楽しみながら、自分たちの作ったものを味わうことの楽しさと、豊かに生まれるコミュニケーションの広がりを異口同音に喜んでいただいた。



掃除を終えて、施設のスタッフの皆さんとHOTNETメンバーで反省会。HOTNETキッチンのもつ可能性の大きさを、皆さんからご指摘いただけたのは大きな評価だった。
これからもハードウェアの改良や、運営ノウハウの熟成を重ねてよりよい方向を見いだしていきたいと考えている。
本日は、参加くださった施設の皆様、スタッフの皆様、そしてHOTNETメンバーの皆様に心からの感謝を申し上げます。(hide)

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