2009年7月19日

朝日新聞住まいのセミナーとディーター・ラムス展

朝11時から吉祥寺第一ホテル会場で、三鷹にある朝日新聞住宅展示場主催の住まいの無料セミナー「キッチンから考える間取りプラン」の講師を担当させていただきました。
参加者は定員の50名を少し越える大盛況。只、もち時間が1時間しかなく肝心の話を少しはしょってしまう結果になったのが反省です。
皆さんにお話しするたびに、こんな話でなく、もっと大切な話を細かくすれば良かったと反省することも多いのが、講演のたびに思うことです。





孫が小学校の夏休みに入って、名古屋の実家に帰省したので、泊まりがけで長男が3時過ぎにやってきて、tamiと揃って府中市美術館まで行ってきました。
明日までの予定で「純粋なる形象展」が開かれています。ドイツ・ブラウン社のデザインを40年以上にわたって手がけてきたディーター・ラムスの作品を中心にした展示会です。
会場の府中市美術館を訪れたのは初めてでしたが、なかなか素晴らしい設計の美術館です。







この展示会はドイツ機能主義デザインの現代社会に与えた影響を時系列的に再考し、これからのインダストリアルデザインのあるべき方向を示す内容となっています。
会場は、若い人たちでかなり混雑していました。ブラウンデザインは私たちの年代にとって、インダストリアルデザインの頂点ともいえる存在でしたが、若者たちが食い入るように見つめる今なお生産が続けられている長寿命商品を見ると、デザインの目指すべき姿を暗示しているように思われます。(hide)

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