2012年4月10日

DECOPICKの決断!と東京デザインセンター「桜の宴」

Miele Kitchenのデコピックが「ミーレキッチンズ東京」という名で新宿リビングデザインセンターOZONEに開業したのが、今から丁度9年前の2003年のこと。
Mieleはキッチン家具とキッチン機器の両方の商品を製造する海外メーカーの中でも珍しい企業だったが、7年ほど前にキッチン家具の部門をスイス企業に身売りした。
2年前までミーレキッチン家具のブランドが残っていたが、その後「Warendolf」というブランドに名称が変わった。それをきっかけに北参道に「デコピック・キッチンデザインスクエア」を開店し「Brigitte」ブランドのキッチンとふたつのブランドを販売してきたが、今回取扱いブランドを変更することを決断した。

昨夜、デコピックのお二人から招待され、ショールームのキッチンを使った美味しい手料理のおもてなしを受けて、その決意のほどをお伺いしてきた。
新しく取り扱うブランドは、大阪で30年以上も販売を手がけ続けているクッキングプラザの「Zeyko(ツアイコ)」だ。このキッチンは輸入キッチンメーカーの中でも最初にF☆☆☆☆(フォースター)規格を取得したメーカーでもある。
長年にわたってミーレブランドを販売続けた実績をもって、今回Zeykoブランドを販売する大英断を決意されたお二人に敬意をはらうとともに今後のますますの発展を祈念したい。なおZeykoキッチンの展示は4月末に1セット。6月にもう1セットを展示し、ブリジットブランドとの二本立て販売体制になるそうだ。

 ショールーム向かいの川津桜は花も終わって葉桜になっていた。
今日は夕方6時から開業20周年を迎えた東京デザインセンターの「桜の宴」が開かれ、tamiと参加してきた。デザインセンター裏山に大きく伸びた桜の大木が、タイミングよく満開の花に染まり見事な光景を楽しませてくれた。2階のオーダーキッチン「KAGUAWA」と5階にショールームがオープンしたばかりの「GLK」の2社からの招待をいただいたが、どのフロアのショールームも満員の来場者で大いに賑わった。
知人の建築家やデザイナー、コーディネータたちが集う久しぶりのお祭り騒ぎは、日本人の心の奥底に鬱積する表現しようのないモヤモヤを打ち破ろうとしているようだった。楽しい宴にお招きいただきありがとうございました!(hide)
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